HYPERLITE MOUNTAIN GEAR バックパック完全比較|自分に合うモデルの選び方
HYPERLITE MOUNTAIN GEAR(ハイパーライトマウンテンギア)のバックパックが欲しい。
そう思って調べ始めたものの、
「WAYPOINTとCONTOURは何が違う?」
「日帰りならDAYBREAK?」
「40Lと55L、どちらを選べばいい?」
など、モデルの多さに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
HYPERLITE MOUNTAIN GEARには、軽快に山を駆け抜けるための15Lから、テント泊や縦走に対応する70Lまで、それぞれ異なる目的を持ったバックパックがラインナップされています。
大切なのは、単純に容量だけで選ばないこと。
どんな山へ行き、どんなスタイルで楽しみたいのか。
今回は10種類のバックパックを比較しながら、それぞれどんな使い方に向いているのかをご紹介します。
HYPERLITE MOUNTAIN GEARで人気なモデルが何か知りたい方は下記の記事をぜひお読みください。
まずは用途から選ぶHMGバックパック
迷っている方は、まず大まかな用途から絞ってみてください。

※₁山頂に到達すること(登頂)を目的とすること
ここから、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。
1.PEMI 15|トレラン・スピードハイクに特化した15L

PEMI 15は、一般的な登山用バックパックというより、トレイルランニングに特化したモデルです。
15Lというコンパクトな容量にベスト型のハーネスを組み合わせ、身体へのフィット感を高めています。
荷物を背負って「歩く」というより、荷物と身体を一体化させて「動く」ことを重視したバックパックです。
こんな用途におすすめ
- トレイルランニング
- ファストハイク
- 日帰りピークハント
行動食やボトルなどを身体の前側から素早く取り出せるため、バックパックを下ろす回数を減らせるのも魅力。
「日帰り登山でも、とにかく軽快に動きたい」
そんな方におすすめしたいモデルです。
一方で15Lと容量は小さいため、防寒着などの装備が増える登山ではパッキングに工夫が必要です。
2.DAYBREAK 22|山でも街でも使いやすい万能型

「HMGが欲しいけれど、登山だけで使うのはもったいない。」
そんな方におすすめなのがDAYBREAK 22。
22Lという日帰り登山に使いやすい容量に加えて、大きく開くクラムシェル型のジッパーを採用しています。
一般的なHMGのロールトップ式バックパックとは使い勝手が大きく異なり、荷物を整理して収納しやすいのが特徴です。
こんな用途におすすめ
- 日帰り登山~1泊を考えている人
- 低山ハイク
- 旅行
- 通勤・通学
- 山と街で兼用したい人
内部にはPCを収納できるスペースも用意されているため、普段使いとの相性も抜群。
「登山専用ではなく、日常でもHMGを使いたい」
という方なら、DAYBREAK 22が有力候補です。
3.ELEVATE 22|HMGらしさを日帰り登山でも

同じ22Lでも、DAYBREAKとは方向性が大きく異なるのがELEVATE 22。
こちらはHMGの大型バックパックを、そのまま日帰り登山向けにコンパクトにしたようなモデルです。
シンプルな構造のフレームレスパックで、余計な機能を極力省いています。
こんな用途におすすめ
- 日帰り登山
- ロングトレイル
- 軽量ハイク
- オフトレイル
DAYBREAKが「山と街の万能型」なら、
ELEVATE 22は「山に特化した22L」。
HMGらしいシンプルなバックパックが好きで、日帰りでも軽量化を楽しみたい方はこちらがおすすめです。
4.AERO 28|長距離を速く移動するためのファストパック

AERO 28は、ファストパッキングというスタイルを強く意識したモデル。
ベスト型のショルダーハーネスを採用しており、歩くだけでなく走るようなペースでも身体に追従しやすい設計です。
28Lという容量も絶妙で、日帰り装備より少し多く、一般的なテント泊装備より少ない荷物に適しています。
こんな用途におすすめ
- ファストパッキング
- ロングトレイル
- 長距離ハイク
- UL装備での1泊山行
- スピードを重視した山行
PEMI 15より多くの装備を持ちながら、一般的なバックパックより軽快に動きたい。
そんな人に適したモデルです。
5.SUMMIT 30|ピークハントに強いシンプルな30L

SUMMIT 30は、その名前の通り山頂へのアプローチを意識したシンプルなバックパック。
フレームレス構造にロールトップ、大きなデイジーチェーンやショックコードなど、非常にシンプルな構成になっています。
こんな用途におすすめ
- 日帰り登山
- ピークハント
- 岩稜帯を含む登山
- ベースキャンプからのアタック
一般的な日帰り登山用バックパックのように収納を細かく分けるのではなく、
「必要なものを入れて山頂へ向かう」
という潔さがSUMMIT 30の魅力。
外付けを活用して自分好みにカスタマイズしたい方にも面白いモデルです。
6.STUFF PACK 30|テント泊に忍ばせたい超軽量サブザック

STUFF PACK 30は、今回紹介するモデルの中でも少し特殊です。
最大の特徴は、バックパックとして使わない時には小さく収納できること。
テント泊用の大型バックパックに入れておき、キャンプを設営した後のピークハントに使用できます。
こんな用途におすすめ
- テント泊時のサブザック
- ベースキャンプからのピークハント
- 旅行用サブバッグ
- 軽装での短時間ハイク
30Lという数字だけを見るとSUMMIT 30と近く感じますが、役割は全く異なります。
STUFF PACK 30は最大約10lb(約4.5kg)の荷重を想定した非常に軽量なモデル。
メインザックではなく「必要なもの持っていけるサブザック」
と考えると選びやすくなります。
7.WAYPOINT 35|35Lでも背負いやすさを求めるなら

WAYPOINT 35は内部フレームと荷重を分散するウエストベルトを備えているため、小容量ながら荷重をしっかり支えやすいモデル。
こんな用途におすすめ
- 軽量テント泊
- 小屋泊
- 1泊2日の登山
- UL装備での縦走
- カメラなど少し重量のある装備を持つ人
「35Lまで荷物を減らしたい。でもフレームレスは少し不安。」
そんな方にちょうどいい存在です。
WAYPOINTは軽さと背負いやすさを両立する35L。
初めて小容量のULザックに挑戦する方にも、WAYPOINT 35は比較的選びやすいモデルです。
8.CONTOUR 35|装備を削ぎ落としたULハイカーへ

CONTOUR 35本格的なは本格的なバックパッキング向けモデルに入ります。
CONTOUR 35はWAYPOINT 35と違ってフレームを持たない、非常にシンプルな35Lバックパック。
すでに装備の軽量化が進んでいて、大きなバックパックを必要としないハイカーに向いています。
こんな用途におすすめ
- ULハイキング
- ファストパッキング
- ULテント泊
- ロングトレイル
- 荷物を最小限にしたい人
ポイントは、
「CONTOURを買って荷物を軽くする」のではなく、「すでに荷物が軽い人がCONTOURを選ぶ」
ということ。
テント、シュラフ、マット、クッカーなどをコンパクトにまとめられる方ほど、このザックの軽さを活かせます。
ULに慣れてきた方にとって非常に面白い選択肢です。
9.JUNCTION 40|初めてのHMGなら有力候補

「HMGが欲しいけれど、結局どれを買えばいい?」
そんな方にまず候補として挙げたいのがJUNCTION 40です。
35Lクラスほどパッキングを突き詰める必要がなく、55Lほど大きくない。
日帰りから小屋泊、装備を軽量化したテント泊まで幅広く対応しやすい容量です。
こんな用途におすすめ
- テント泊
- 小屋泊
- 1〜2泊程度の縦走
- UL装備への移行
- 初めてHMGを購入する人
JUNCTIONの特徴は、フロントにメッシュポケット、サイドに耐久性の高いソリッドポケットを組み合わせていること。
濡れたレインウェアなどはフロントへ、水筒や頻繁に使う道具はサイドへ。
HMGらしいシンプルさを残しながら、使い勝手にも優れています。
「まず1つHMGを持つなら?」
という問いに対して、非常にバランスの良い選択肢です。
JUNCTIONは、元々SOUTHWEST、WINDRIDERといったモデルのいいとこ取りをしたモデルです。
元となった各モデル自体も、特定の環境・使用用途に向けて特化しているので、気になる方はぜひ下記の記事から自分に合ったモデルを見つけてみてください
10.JUNCTION 55|テント泊・縦走をしっかり楽しみたい人へ

最後はJUNCTION 55。
HMG公式でも55Lは、数日分の食料や装備を持つバックパッキングに対応しやすい容量として位置付けられています。
35Lや40Lよりパッキングに余裕があるため、装備の軽量化がまだ途中の方でも使いやすいモデルです。
こんな用途におすすめ
- テント泊登山
- 2泊以上の縦走
- 北アルプスなどの長期山行
- 撮影機材を持つ登山
- 防寒着など装備が増える山行
- 初めてのUL系大型バックパック
「ULザックだから、荷物を極限まで減らさなければいけない」
ということはありません。
むしろ55Lには容量の余裕があるため、テント泊を始めたばかりで装備がまだコンパクトになっていない方にも使いやすいサイズです。
ロールトップなので、荷物が少なくなればコンパクトに調整できるのもポイント。
荷物を削ることより、まずバックパックそのものを軽くしたい。
そんな方にもJUNCTION 55はおすすめです。
こちらも JUNCTION 40と同様にSOUTHWEST、WINDRIDERというモデルがございます。
3モデルの違いを知りたい方は下記の記事を是非ご覧ください。
結局どれを選ぶ?目的別おすすめモデル
ここまで10モデルをご紹介しましたが、それでも迷う方は「容量」ではなく「自分が山で何をしたいか」から考えてみてください。
トレイルランニングを楽しみたい
→ PEMI 15
日帰り登山+普段使い
→ DAYBREAK 22
日帰り登山を軽量化したい
→ ELEVATE 22
長距離を速く移動したい
→ AERO 28
シンプルなピークハント用ザックが欲しい
→ SUMMIT 30
テント泊用のサブザックが欲しい
→ STUFF PACK 30
35Lでも背負いやすさが欲しい
→ WAYPOINT 35
すでにUL装備が完成している
→ CONTOUR 35
初めてHMGを購入する・汎用性を求める
→ JUNCTION 40
テント泊・長期縦走を楽しみたい
→ JUNCTION 55
HYPERLITE MOUNTAIN GEARには、それぞれ明確に異なる役割を持ったバックパックがあります。
「一番軽いから」「容量が大きいから」だけで選ぶのではなく、自分の登山スタイルと、これから挑戦したい山行に合わせて選ぶことが大切です。
TECH COUNTRYではHYPERLITE MOUNTAIN GEARのバックパックを実際に背負って比較していただけます。
サイズ選びや、「自分の装備なら何Lが合う?」といったご相談もお気軽にお声掛けください。
自分に合ったバックパックを見つけて、次の山をもっと軽く、もっと快適に楽しんでみてください。
